2008年(平成20年)の記事

2008年11月4日多摩動物公園から8羽の若鳥が到着

東京都の多摩動物公園で飼育中の2組のつがいから今年生まれた若鳥8羽を、11月3日から4日にかけて佐渡に移送しました。

トキを乗せた動物用の運搬車は、4日午前9時頃予定どおり野生復帰ステーションに到着。さっそく輸送用の箱から出し、個体識別用の塗料を羽につけたあと繁殖ケージ内に放しました。

最初のうちは緊張が見られましたが、全羽体調を崩した様子もなく、しばらくするとケージ内を元気よく動き回り、池からドジョウを捕る姿なども見られました。

今回移送した個体は、ステーションの環境へ慣れさせるため、おおむね1か月ほど繁殖ケージ内で飼育します。その後適応が確認された個体を順化ケージに移し、センターのトキと共に野生順化訓練を開始する予定です。

個体識別用塗料でのマーキング作業

個体識別用塗料でのマーキング作業

ケージ内での様子

ケージ内での様子

なお、多摩動物公園でのトキの飼育の経緯については、2007年の記事「野生復帰ステーション、多摩動物公園にトキを移送しました」をご覧ください。

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2008年10月1日ただ今、野生復帰ステーション観察棟からのトキの観察はできません

野生復帰ステーション内の順化ケージでは、試験放鳥されなかったトキも他のケージへ移動させ、内部の整備・改良作業を行っています。そのため、肉眼・テレビ画像ともに観察棟からトキを観察いただくことはできません。  次回以降の、より確実な野生順化訓練実施のために不可欠な改良作業ですので、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

 なお、観察棟自体は通常どおりご入場頂けますので、3階の展望スペースから施設内を俯瞰していただくことができます。

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2008年9月5日トキの幼鳥が1羽死亡しました

9月5日午後0時5分頃、トキ保護センターで経過観察中のトキの幼鳥1羽の死亡を確認しました。  死亡したのは、野生復帰ステーションの順化ケージ内でペアを形成した1組のトキから今年生まれた幼鳥2羽のうちの1羽です。  8月22日の順化ケージ内立入りの際に、ネットに接触し、地上にて身動きが取れなくなったため、獣医師がこれを収容し、トキ保護センターにて経過を観察していましたが、本日12時05分頃、死亡が確認されました。

鳥インフルエンザウイルス簡易検査は陰性でした。死亡原因については、病理解剖後、インフルエンザウイルス分離検査を含む精密検査(病性鑑定)を新潟県中央家畜保健衛生所で行うこととしており、死亡原因については、その結果を見て判断します。

この結果、国内で飼育しているトキは
  佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市) 110羽
     内訳 佐渡トキ保護センター 83羽
        野生復帰ステーション 27羽
  多摩動物公園(東京都日野市)      12羽   の 合計122羽となりました。

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2008年7月25日今年度の繁殖状況のまとめ

平成20年は、佐渡トキ保護センター、野生復帰ステーション及び多摩動物公園の20組のペアで繁殖に取り組み、計121個の産卵があり、このうち29羽が順調に生育しています。

卵の内訳は
   ○ふ化 31羽(うち2羽死亡)
   ○無精卵 21個
   ○発育中止卵 6個
   ○破卵 63個
  となっています。

29羽の幼鳥の内訳は
   ○佐渡トキ保護センター 16羽
   ○野生復帰ステーション  4羽
   ○多摩動物公園      8羽
となっています。

詳しくは、こちらの環境省の報道発表をご覧ください。(新しいウインドウ又はタブが開きます。)

本日現在、国内で飼育しているトキの数は
   佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市) 111羽
     内訳 佐渡トキ保護センター 83羽
        野生復帰ステーション 28羽
   多摩動物公園(東京都日野市)      12羽 の 合計123羽となりました。

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2008年6月27日順化ケージ内のヒナ、順調に成長中

5月13日、14日に野生復帰ステーションの順化ケージ内でふ化したヒナ2羽が24日に1羽、25日に1羽それぞれ巣から飛び立ちました。26日からは盛んに巣外で餌を採る行動を見せています。

2羽のヒナはまだ親からの給餌に頼っていますが、まもなく全ての餌を自力で採るようになるものと思われます。野生復帰ステーションでは野生復帰訓練を進めながら、引き続きこのペア及びヒナの行動を見守ってゆく予定です。

採餌行動中のヒナ

ビオトープ内で採餌行動中(モニターカメラの映像から)

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2008年6月25日第2期トキ・モニター養成講座の受講者を募集しています

環境省では、この秋のトキの試験放鳥に向けて、住民の皆様がトキのモニタリング方法・技術について学んでいただくことのできる「トキ・モニター養成講座」の第2期目を佐渡市との共催で開催することになり、現在受講者を募集しています。

日程は 7月12日(土)、26日(土)の2日間で、両日とも午後1時から午後4時までを予定しています。受講料は無料です。

受講を希望される方は受講登録票に必要事項をご記入いただき、下記申込先に郵送又はFAXでお申し込みください。

◇会場:佐渡市トキ交流会館及びその周辺 (新潟県佐渡市新穂潟上)
◇締切り:7月9日(水)(郵送の場合必着)
◇募集定員:25名 〔ただし定員に達し次第締め切ります。(先着順)〕
◇申込先: 〒952-0105 新潟県佐渡市新穂正明寺1277
      環境省 佐渡自然保護管事務所 深井 あて
           Fax 0259-22-3379

◇お問い合わせ先: 〒952-0105 新潟県佐渡市新穂正明寺1277
    環境省 佐渡自然保護管事務所 担当:深井
           Tel 0259-22-3372

詳細は下記リンクをご覧下さい。(両方ともpdfファイルです。新しいウインドウ又はタブが開きます。)
  トキ・モニター養成講座開催のお知らせ
  受講申込票

※ このページからリンク先のpdfファイルを直接保存される場合は、上のリンクを右クリックし、Internet Explorerの場合「対象をファイルに保存」、Firefoxの場合「名前を付けてリンク先を保存」を選択し、保存場所を指定して保存して下さい。

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2008年6月4日トキの幼鳥が1羽死亡しました

6月3日午前6時40分頃、トキ保護センターで飼育中のトキの幼鳥1羽の死亡を確認しました。
死亡したのは人工増殖により今年4月20日にふ化した幼鳥です。(44日齢。性別は不明)
職員がモニター映像でうつぶせ状態で地面に横たわっているのを発見し、ケージ内に入り確認したところ死亡していました。

鳥インフルエンザウイルス簡易検査は陰性でした。また、頭部に擦過傷(スリ傷)が見られた他は外傷は確認されませんでした。
死亡原因については、新潟県中央家畜保健衛生所(新潟市西蒲区)で行われる鳥インフルエンザウイルス分離検査を含む精密検査(病性鑑定)の結果を見て判断します。

この結果、国内で飼育しているトキは
  佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市) 110羽
     内訳 佐渡トキ保護センター 81羽
         野生復帰ステーション 29羽
  多摩動物公園(東京都日野市)      11羽 の 合計121羽となりました。

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2008年5月13日順化ケージ内のペアから初めてのヒナが誕生

5月13日(火)午前4時30分ころ、野生復帰ステーションの順化ケージ内で初めてのヒナのふ化が確認されました。

順化ケージ内で野生復帰訓練を行っている15羽のトキのうち、3月下旬からペアを形成した1組については、自らケージ内の樹木で巣を作り4月10日から産卵をはじめました。そして、これまで4個の産卵が確認されていましたが、そのうちの1個がふ化したものです。
今後、野生復帰ステーションでは野生復帰訓練を進めながら、このペア及びヒナの行動を見守ってゆく予定です。

順化ケージのヒナ

ふ化確認直後のヒナ(モニターカメラの映像から)
ヒナは親鳥のくちばしの先にいます。

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2008年5月9日トキが1羽死亡しました

5月9日午前7時20分頃、トキ保護センターで飼育中のトキ1羽の死亡を確認しました。
死亡したのは2003年(平成15年)生まれのオスです。
この個体は右足に障害があり、健康状態が良好でなかったため注意して観察していましたが、9日朝、頭部を地面に付けた状態がモニター映像で見られたため、ケージ内に入り確認したところ死亡していました。

鳥インフルエンザウイルス簡易検査は陰性でした。また、外傷は確認されていません。
死亡原因については、新潟県中央家畜保健衛生所(新潟市西蒲区)で行われる精密検査(病性鑑定)の結果を見て判断します。

この結果、国内で飼育しているトキは
  トキ保護センター 76羽
  野生復帰ステーション 27羽
    多摩動物公園   8羽 の  計111羽となりました。

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2008年4月22日多摩動物公園でヒナが誕生

4月22日(火)午前7時20分、東京都の多摩動物公園で飼育中のKペアが3月22日産卵し、ふ卵器で保温中の卵のふ化が確認されました。

多摩のヒナナ

ふ化確認直後のヒナ(多摩動物公園撮影)

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2008年4月22日政府のインターネットテレビでトキ野生復帰の取組みを紹介

内閣府政府広報室で運営している政府インターネットテレビの「環境チャンネル」で、「トキよ再び大空へ」と題してトキ野生復帰の取組みが紹介されています。

この番組のURLはこちらです。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1795.html
 (ご注意:新しいウインドウが開きます。)

※このインターネットテレビ番組をご覧になるためには、ブロードバンド環境が推奨されています。こちらの「ご利用方法」のページで推奨されているOSや回線速度などをよく確認のうえご利用ください。

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2008年4月22日ヒナの誕生始まる

4月16日(水)午後10時32分、Lペアが産卵しふ卵器で保温中の卵がふ化(人工ふ化)しました。
ふ化直後の体重は61.4gでした。性別判定は後日実施します。

ふ化直後

ふ化直後

6時間後

ふ化から約6時間後
(両方とも当センター撮影)

当センターではこれからヒナの誕生が続きます。

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2008年3月19日平成20年はじめての産卵を確認

3月18日(火)午前7時00分、今年初めての産卵が確認されました。
産卵したのは16組の繁殖ペアのうち、No.62(オス)とNo.50(メス)のLペアです。

今回の産卵確認日時は、当センターにおける繁殖事例で最も早い記録です。
(これまでの記録は、平成19年3月19日午前7時56分確認でした)

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2008年2月25日トキ・モニター養成講座の受講者募集中!

環境省では、この秋のトキの試験放鳥に向けて、住民の皆様がトキのモニタリング方法・技術について学んでいただくことのできる「トキ・モニター養成講座」の受講者を募集しています。

日程は 3月15日(土)、29日(土)、4月19日(土)の3日間で、各日とも午後1時から午後4時20分までを予定しています。受講料は無料です。また、受講資格は、原則として全ての日に参加いただける方を対象とします。

◇会場:佐渡市トキ交流会館 大ホール (新潟県佐渡市新穂潟上)
◇締切り:3月14日(金)(郵送の場合、必着)
◇募集定員:50名 〔ただし定員に達し次第締め切ります。(先着順)〕
◇申込先: 〒110-8676 東京都台東区下谷3-10-10
       財団法人 自然環境研究センター
          第4研究部 担当:辻
           Fax 03-5824-0956

◇お問い合わせ先:財団法人 自然環境研究センター Tel 03-5824-0966
            担当:久保田・辻

詳細は下記リンクをご覧下さい。(全てpdfファイルです。新しいウインドウ又はタブが開きます。)
  トキ・モニター養成講座開催のお知らせ
  講義開催日程(お知らせの別紙)
  受講申込票

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